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お受験


お受験と聞くと、名門一貫教育などを思い浮かべますね。個人的には評判よくないのですよね。小学校からすでに受験。イメージでは面接が主体だろうと考えられますが、内容までは・・。

現在この状況はどうなってるんでしょうか?

「お受験」を希望する多くの家庭は、エスカレーター式の私立名門大学系列小学校への入学を希望するようです。都内でいえば慶応幼稚舎から始って青山学院や明治などの6大学系列が代表格でしょうか。女子であれば、女子大学の付属も含まれますね。小学校の模擬試験や講習などからは、こういった受験にはテクニックなるものが存在するのは確かなようです。

例えば模擬テストなどでは行動観察といって、初対面の人への挨拶、自己表現としての大きな声でお話しできるか、また運動なども、「膝をつかずに四つんばいになって歩く熊歩き」、平均台、マットを利用してのでんぐり返し、トンネルくぐり、どが行われます

その他基本的な生活習慣などが試されるようですね。例えばトイレの後、ハンカチを取り出して手を拭くなどの日常の何気ない行動。

名門校受験では、あるブランドの服を着ていくと合否に影響が出るなど口コミで怪しい情報が飛び交うこともしばしあるようです。

最近では、総てがエスカレーター式となってしまうと、将来の進路選択の幅を自然と狭めてしまうといったことから、名門大学付属でも高校で見てみると50%近くが外部進学するといったことも増えてきているようです。そこで校風さえ合えば有名校受験でもと考えるケースがこのごろは増えてきているそうです。背景にはやはり少子化で大学受験そのものの難易度が下がってきてることで、付属校の生徒が系列大学のレベルを超えてしまうようになったとも言えるようですね。

実際試験ではどのような問題が出題されるのでしょうか?ネットで調べると非常に説明がバラバラで、自立性、社会協調性、創造性、常識、運動、言語と細かく分けて分類していたりしますが、さほどそれほど多くの試験問題があるわけではありません。例えば公共でのマナーといっても、挨拶の仕方など至って普通の内容です。

試験は大きく分けて知能面と実技の問題が出題されるようです。そして簡単なテスト・健康診断・面接の3つで合格者を決めています。

知能面では用紙を用いて先生の話やテープの音声を聞いて、問題用紙にクレヨンなどで○×をつけるといったやり方が主流のようですね。出題内容はお話しの記憶をテストするもの(誰がどこで何を買ったとか、必然性のない長い話が多いそうです。)で、買わなかったものにバツを付けましょうとか、2番目にいったお店に丸を付けて・・などと実際の話にはなかったものなどを登場させたりして、引っかけることがあるそうです。その他は図形を利用したり、絵を見せたりするもの。絵を数十秒間見せ、記憶をテストしたり、同じような仲間を見つけさせたり、問題と同じ絵をを見つけて○をしたり、浦島太郎のお話に出て来るものを尋ねたりするものなど。

しかし出題は多くて数問がほとんどで、学習として準備が必要と呼べるようなものではありません。平たくいえば訓練というか”慣れ”に近い印象です。

実技は、はさみ、ノリ、クレヨンなどの使い方を試すようなもの。工作やお絵かきですが、ここでも出来不出来ではなく、道具の使いこなし方や、工夫などに主眼が置かれているようです。時には手本を示してそれを見ながら作ります。

受験そのものは11月~12月頃首都圏では行われ、7~8月頃から模擬試験受験者が急増するようです。願書の配布は早いところでは10月初旬から。応募資格(区域・通学所要時間など)を制限しているので早めの情報収集が必要でしょう。

名門私立校志望の場合や特徴ある選抜方式を採用する学校なら、塾とういうのも選択肢としてありえるようですね。ペーパーテスト主体なら対策は自宅でも可能でしょう。しかし本番になってお子さんに普段通りの実力を発揮させるために、模擬試験は何度か受験し、雰囲気には慣れさせた方が良いみたいですね。

テキスト代は民間のスクールで配布しているものは1000円~2000円、書店で手に入るものは2000円~3000円程度。

家庭教師も指導対象年中、年長の小学校受験の場合で例として入会金6万、指導料1時間1万円、交通費実費、レッスン月4回、テキストはコピーで3000円など。指導内容はペーパー中心、お絵かきの指導、面接、親御さんの願書の指導などで、願書受付の始る9,10月にそれ用のコースを別途設けているといった感じでしょうか。志望校に応じて積み木、パズル、タングラム、おはじき、紙芝居、折り紙、工作に応じた教材、粘土など、それらは、上記の例では料金に含まれているそうです。

指導の中には相手が幼児ということもあり、本来親が子どもに対して抱く・あやす・話し掛けるなどの愛撫や世話をする「マザーリング」という時間を設けていますね。この辺りは幼稚園、保育園で保育士などが接するのとほとんど同じです。

合否実績は確認の必要はありますね。

2歳くらいから通える塾やスクールだと、例として入学金7万円、月謝2万円。相場で見ても各年齢おおむね月謝2万前後が相場のようです。冬期講習や模擬テストなども実施しているところもあります。模試の費用割引で完全必勝コース月謝10万、春休み、夏休み集中コースなども用意しているところも。

コース制でそれぞれ年令によってクラス分けをしているようです。見たところ幼稚園に少し学習を加えた程度といった印象です。年令が入学時期に近くなれば、工作や絵といたカリキュラムが加わります。

そこでこれに関わる家庭教師や塾となるわけですが、お受験専門の家庭教師派遣会社も存在します。前述したように塾の利用は特定の学校に入学を希望する際に有効な手段と考えた方が良いでしょう。

塾といっても高校受験のような試験問題を解く感じではありません。つまり普段の行動を試験会場で発揮できるかが重要と言うことになります。小学校入学段階では素質で生徒をとるといったかたちになります。そして素質がそのまま学力と繋がるとは限りません。

例えば、例えペーパーテストは申し分なくても、その後安心した親御さんが席を外しまい結局受からなかった例など、受験といっても適正テストのようなものと捉えた方が良いようです。中学以上の模試と異なり結果そのものはあまり参考にならないと思いますね。(しかしながらIQを測って合格者を決める学校があるそうで・・ちょっと驚きです)

こうした塾や家庭教師の必要が出て来るとしたら、国公立よりもむしろ私立の学校ということになるでしょう。つまり親御さんが自分の子にあった校風の学校を選択したい場合の選択肢といえるわけです。

公立では全部がそうではありませんが、校長先生が変ると校風ががらっと変ってしまうこともありますし、小学校も高学年になると公立では粛々と授業が進んでいくものですが、比較的(あくまでも主観で)私立の方が自由に発言出来たりするなど、親御さんがその校風を気に入っていて、是非入学させたいと希望していることもあります。ただ、高校受験・大学受験が不要だからという理由で選ばないほうが良いでしょう。

塾やスクールの授業内容は、上記のような模擬試験対策のための訓練的なものとして捉えることが出来ます。ちなみに入学試験問題を公表している小学校は一校もないそうですので、塾というのは学習能力(そもそも出題が数問だけなので)よりも、素質の育成に重点を置いています。ですので受験全体も問題や答えを公表したところで、あまり意味がないということのようです。

ただ長年にわたり名門小学校、幼稚園受験に関わってきたスクールでは、そういった情報を数多く持っているようで、各付属学校別に過去問題集を発行しているようです。
参考:伸芽会 書籍通信販売 http://www.shingakai.co.jp/book/book_month/book_top.html


お受験というと否定的な意見がありますが、しかし公立の雰囲気を知っている親御さんから、是非とも私立がよかったから受けさせたいという学力だけではない希望というのもあるようで、この辺りは案外当事者でないとわからない部分ではありますね。