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家庭教師派遣会社の選び方


家庭教師を頼む場合、 一般的には家庭教師派遣会社の利用が多いでしょう。私などは家庭教師で有名どころだと、ふくろう博士で有名な日本家庭教師センター学院がありますが、最近は塾も生徒数の確保が少子化で大変なようで、近年では費用がかかるものの、家庭教師という選択肢が注目されるのかも知れません。


一般的には塾には学校と同じカリキュラムががありますね。1回の授業に於いては扱う内容は決まっているるのですが、生徒の中には理解が遅い子もいますし、そういった子は逆に納得いくまで考える傾向にあり、また頭から不得意科目なので「わからない」と思い込んでる場合もあります。そこで教師が根気よく説明し生徒に一度ちゃんと理解させることさえ出来れば、理解が早い生徒よりはゆっくりでも納得出来る考え方をした生徒さんの方が、テストでは高得点をとることもあります。

家庭教師は、生徒と数時間2人だけでじっくり説明して理解させることが可能なのですから、わからない箇所について根気よく付き合ってくれるというわけです。

家庭教師にも当然当たりとハズレはあります。一般的にどのような教師が優秀であるかという指針はなかなか一概にはいえません。しかし重要なのは生徒との相性が家庭教師を選ぶ上で一番重視されることです。有名大学出身だから優秀な家庭教師というわけではありません。

考えてみれば、小中高と優秀な学生だったということは、裏を返せば勉強が出来ない生徒に対してフラストレーションを感じているということも出来ます。自分の学力に自信がないのに家庭教師を希望する人はいないと思います。ですから、在籍している大学名に関係なくある程度の学力は、みんなそれなりに持っているといえるのです。従い有名大学の先生だからイコール優秀な家庭教師と判断するのは、ちょっと考えものというわけです。もちろんそれに当てはまる場合もありますが、速断は禁物ということですね。

優れている家庭教師というのは、生徒の性格や行動をよく知ってて熟知しているということがあります。家庭教師派遣会社では、面接や体験授業などがあり、そこで生徒に対し積極的に話しかけているかがひとつの判断材料になります。実のところ一番不安なのは教える側の家庭教師の方ともいえます。家庭教師から見れば、この生徒はどんな性格の子かな?、やる気をだしてくれるだろうか?、自分とうち解けてくれるだろうか、あるいはこの生徒の成績を上げることが出来るかなど、生徒の側の要求は”成績を上げること”ただ一点に対し、抱える不安はそれよりも多いという立場上の違いがあります。

家庭教師も不安を抱えているわけですね。生徒側からすれば、家庭教師との性格が合わなければ、クビにして派遣会社にお願いしてかわりをお願いすることは可能です。しかし家庭教師とは仕事。職業をそう簡単に放棄してやめるわけにはいきませんよね。

ベテランな家庭教師であれば、まずは生徒さんの性格を知ろうと心がけるはずです。
                   
実際の授業でも生徒の性格に合わせた指導を心がけるはずです。

では、具体的に家庭教師の選び方についてより詳しく言及いたしましょう。

家庭教師授業料は、生徒の学年、希望する学校、教師の経験年数や実績によって決まります。先ずその料金ですが、学年が高くなるほど授業料は高くなっていきます。特に受験生の場合、他の学年より高額な設定にされていることが多いようですね。中でも家庭教師の力量が問われるのは中学受験で、特に高額に設定されています。教師も中学受験を希望する生徒を指導する上で、中学受験経験者もしくは有名中学出身者を希望するという生徒さんが多い傾向となります。そういった場合、やはり教師は売り手市場ですから、どうしても授業料は高くなるわけです。

受験生を指導する教師には、責任や負担が増えますから、受験生の指導には新人の教師ではなく、ある程度の実績のある教師を派遣するといった方針の家庭教師派遣会社もありますね。具体的に授業料で見ると、

1時間の比較
  • 小学生・・・・・・・・・1500~2000円
  • 中学受験・・・・・・・・2500~5000円
  • 中学生・・・・・・・・・1500~2000円
  • 高校受験・・・・・・・・2500~5000円
  • 高校生・・・・・・・・・2500~4000円
  • 大学受験・・・・・・・・2500~5000円

以上は単純に授業料だけ。これに会社によっては指定されたテキストを使用して授業を進めていく場合があり、また、教師の個人授業の場合でも市販のテキストや参考書を使いたいといった場合もありますが、いずれにせよ子供だけではなく、教師の分のテキスト代も負担しなくてなならない場合があります。

また家庭教師派遣会社の中には、入会金が必要な場合もあり、教師と個人契約を斡旋する形をとっている場合でも、紹介料を負担しなくてはならない場合もあります。家庭教師を依頼する場合には、この辺りの入会金の有無、授業料、テキスト代の負担などの確認が必須となります。

セールス目的の業者のような、まずはテキストの購入を迫る業者は避け、先に家庭教師の実際の候補者と、生徒、父兄が直接面談できる業者がまずは信頼をおけるといえますね。

・どんな大学の家庭教師か具体的な説明がある。
・費用は正確に、入学金、会費、交通費など全ての料金に対し何時間いくらとか伝えられること
・入会申し込みの手順、教師との面談、教師の交替費用など
・教材販売の有無、中途解約金の有無
・ 毎月の支払い方法


などが確認事項でしょうか。この際申し込みにローンなどを組むのは大変危険です。また、教師の相性を知る上で、趣味や得意なスポーツなども情報として知っておくのも有効といえます。

選ぶ上で一番信頼置けるのが、知人や親戚で実際に利用した派遣会社で満足した方からの紹介で、次に掲載する上でチェックを受けるため、大新聞(大手の読売、朝日等の新聞社)での掲載などが信頼度では上位に当ります。

派遣会社で注意したい点としては、
・営業担当者が社員で担当者が変わらないこと。
・担当者が経験豊かできちんとした「教育観」が存在。
・営業担当者が保護者だけでなく本人にも会ってくれる。
・教師からの「報告書」などを活用して戦略的授業展開を実施している。
・営業担当者に教師を選ぶ「選択眼」があるかどうか。
・学習方法等に関して、担当者が具体的な提案をしてくる。
・担当者が現状を認識し、率直に意見をいう。
・料金が極めて明解。


などひとつの目安となります。

先生に着目すれば、先ず登録教師の豊富さ、中学受験経験者など特定の登録教師の豊富さ、学生団体の場合は、特定大学の登録教師のみ、家庭教師以外の時間で学習管理と計画を考えるなどが上げられます。

入試で考えれば、情報量とその収集力が豊富で、それを具体的に担当教師に提供するシステムがあり、塾同様に模擬試験を実施、受験データーなどの各種教育情報を提供してくれるなどが着眼点となります。

ここで家庭教師派遣会社で、悪質な業者によるもっとも被害が多いのが家庭教師と教材の抱き合わせ販売。目的は高額な教材を売りつけるというもの。電話勧誘が多いケースですが、中学三年分の教材を一度に買わせることが出来るため、主に小学6年生の後半から中学1年生の前半が狙われやすいので注意が必要です。あるケースでは、「家庭教師」を紹介する事が目的のようなふりをして、契約上では、「家庭教師」は個人契約(料金などは先生に直接支払)で、あくまで、団体(会社)との契約内容は「教材」についてのみという場合。ちなみに、先生に払う金額は1時間当り2000円なので、一見良心的に見えますが、あまり良質とはいえない数十万の教材を買わせるのが目的のようです。
この場合、仮に、先生及び授業に納得できず解約しても、「教材」と「家庭教師」は別の契約なので、ローンのみが残るという仕組みです。

他にも教材を買わせておいて、「クーリングオフできますから」といっておきながら、教材のローン申込書・契約書にサインをさせ、担当する教師を8日後以降(クーリングオフ期間終了後)に紹介し、クーリングオフが出来ないようにさせるなどの手口もあります。

またよくある求人雑誌で「学習アドバイザー」という歩合制のアルバイトとして集められている場合、電話勧誘・チラシで「○大の学生サークルです」などと実際は全く大学生でない高校生をテレホンアポインターに採用している例もあります。確信犯的なアルバイトですが、「サークルである」と本当に信じてしまっている「学習アドバイザー」も少なくないそうです。この場合は学生や歩合制のその場限りの営業マンがやってくるケースといえます。

本当は、「家庭教師」という商品を売ることが目的であるフリをしている点、「サークル」を装っている点、「家庭教師」は個人契約で、あくまで業者と家庭との契約は「教材販売」のみである点、電話勧誘やチラシ・はがきで言っている事と矛盾があることや、「特定商取引法」では、役務の提供内容を文面で記載する必要があるが、「教材」に関する記載はあっても、「家庭教師」派遣に関する記載がないなど、これらは法律上問題があって本来契約は無効なはずです。しかしながら、民事的には裁判で勝つ可能性はあっても、刑事的には立証は困難だと思われます。又、民事的にも裁判費用などを考えると、多くの被害者が泣き寝入りしているのが現状といえるのが実体。

他にもチケット制で一括ローン販売する業者と、授業料の一括払いを求める家庭教師センターなどが悪質といわれます。。この手の家庭教師センターは一年分を支払ってもらえば「終了」ですので、その後のサポートなどは一切期待できません。又、チケットが残ると「五万円を差引いて返金」なとどという特定商取引法を悪用した家庭教師センター存在するようですね。

悪質な業者といわれる利益のみの追求の簡易型業者の場合、電話やインターネットだけで、仕事を引き受け、体験授業という名目でいきなり先生を送り込みます。このような家庭教師センターは、子供と実際に会っていないのに、子供に合う先生を選びようがないですし、このような家庭教師業者は学歴や住所のみで先生を選んでいるに過ぎないといえます。現状を全く知らない担当者が教師へのサポートを行えるはずがありませんし、このような業者は完全に教師任せという実体があります。電話とインターネットがあれば、事務所で待っているだけで全てが完結するとても楽な商売と考えているようで、昨今被害が増えているようです。

家庭教師センターの中にはホームページやチラシに料金の記載がない業者が多数存在します。又、掲載しても「円~」と「~」がついている場合がありますが、良心的な業者なら必ず料金を公開していますので、料金非公開の業者には要注意。電話で聞いても「自宅にお伺いしてから」と、強引に話を進める家庭教師業者も悪質といわざるを得ません。必ず電話では「総額」を確認するよう心がけることが大切です。

まったくもってこのような業者に、何かしらのマージンを支払うのは無意味以外の何物でもありません。電話勧誘を行っている家庭教師業者は「教材販売」「ローン販売」「チケット制」のいずれかの悪徳業者が非常に多いという現実があります。「教材の抱き合わせ販売」を行っている家庭教師センターは、法的にもグレーゾーンにある会社ですので、倫理的にも法的にも契約を避ける方が得策といえるようです。

また家庭教師派遣会社との契約時に注意したいのが、解約に関することでしょう。家庭教師派遣会社は通常、契約期間は半年から1年となっていることが多いのですが、サービスに納得できず解約するなどといった場合、現在は特定商取引法で「違約金は月の月謝か5万円のいずれか少ない額」と定められていますが、この法律制定以前は、違約金を高額に設定する家庭教師派遣会社が存在し、社会問題化しました。

長期契約を強く薦める業者の中には、この途中解約の際に高額の違約金を取る「売り逃げ」ともとれるような悪質な場合があります。

体験レッスンがあるが、実際には担当の先生が教えるわけではなかったり、社員の方が一度も家に来ないなど、不明瞭な情報で勧誘を行うところには、契約後にそういったことが判明する場合もあります。

総合的に判断しても、家庭教師派遣会社を選ぶ際、「営利目的」の対象となることは、やはり契約が半年から一年となることから、まとまった収入が得られることに多くの根源があるような気がします。これまで書いてきたことは、業界にはそうしたビジネスとして教育を考えている業者もあるという意味であって、決して家庭教師派遣業者全体にそういう風潮があるというわけではありません。

堅実なところであれば、まず料金を不明瞭な部分はありませんし、システムが明解でわかりやすいことは確かです。はっきりとした数字による実績も公開できるはずですので、上記はほとんど悪質な例を書いてますが、実のところ選択する際の指針となる基準は、派遣会社で注意したい点で書いてるように、単純な所にあるといっていいでしょう。

この点は生徒募集だけではなく、その業者の教師募集の方法にもよく現れています。

安易に教師募集をかけているところほど、「利益」を早く回収したいという現れ・・ということでしょうか。