家庭教師Q&A
Q1.家庭教師の効果って期待できるんでしょうか?
A或る意味難しい質問ですが、あえて答えるとすればそれは教師と生徒の相性が合えばということでしょう。家庭教師最大の利点というのは、生徒のことだけを考えて授業をしてもらえるということ。生徒は色々な性格を持っているので、その性格を理解し生徒にとって最善の方法を、家庭教師にとってもらうことが出来れば良い結果に結びついていくでしょう。そのためにも、子供の性格をしっかりと教師に伝えておく必要があるといえます。内気な子供の場合、思っていることを口にせず、わからないまま質問があるかを尋ねても理由を言い出せない子供もいますので。
Q2.個別指導の塾とかありますが、家庭教師とどちらが良いのでしょうか?
A 個別指導塾では、教師一人に対し生徒が一人から三人と少数の人数で授業が行われるため、通常の集団授業の塾と家庭教師の中間的な役割となっっています。家庭教師は教師を自宅に招くため、それなりの準備などある程度は親御さんに負担がかかるわけです。一方個別指導塾では基本的に塾という特定の場所で行われますから、親御さんは先生が来る前に部屋の片づけや掃除などの、負担がなくて済むということになります。
しかし家庭教師は、生徒と毎回顔をつきあわせての授業なので、教師をよく知ることが出来ます。従い非常に先生と近い距離に親御さんはいるので、生徒の指導方法や悩みなどを相談するのに一番近い距離にいるということです。毎日いっしょに生活している親御さんに比べ、週2回~3回程度数時間のお付き合いでしかない家庭教師には、子供の変化を敏感に感じ取ることは難しいといえます。 確かに個別指導の塾でも、塾を通じて子供の様子や相談を教師に伝えることは可能ですし、教育に携わっている塾のベテランの責任者などの専任スタッフがいる場合もありますので、家庭教師単独の指導に比べれば良い指導が出来るかも知れません。しかし教師に直接相談するという点においては、一番近い距離にいるのが、家庭教師となるでしょう。
Q3 家庭教師と個人契約を結ぶ際に注意する点は?
A 家庭教師と生徒を結びつける斡旋業も登場してきて、教師と個人契約するパターンも最近は増えてきています。個人契約は家庭教師派遣会社が中間に入らない分、授業の1回当たりの料金が安くなる場合もありますが、授業料、授業訪問日などを教師との間で独自に決めていかなくてはなりません。この際注意点としては、
1.授業料は時給なのか、授業回数なのか、また延長が発生した場合の授業料などの確認
2.授業料他の負担(コピー代、交通費、参考書代金など)の事前の確認。
3.授業料の支払い方法(日払いか、週単位か、月末払かなど)領収書必要の有無
4.授業日に休養が出来た場合の、代替え授業が可能かどうか、休憩時間も授業時間に含まれるのか
5.派遣会社が中間に入らない分、子供の性格等を教師にきちんと伝える必要がある。
などがあります。
Q 4.生徒との携帯電話番号の交換は?
A 携帯電話は今や小学生時代から持っている家庭も増えてきています。気軽に連絡を取り合えるため、携帯番号で授業日や時間の変更などやり取りできて便利ではあります。しかし、教師から見れば、これがトラブルの元となってしまう場合があります。 例えば、生徒さんから直接、訪問をキャンセルされた場合、家庭教師にとっては生徒さんはいわばお客さんの立場。なかなか文句は言えません。ところがこの生徒が、親にそのことは伝えておらず、生徒は親に知られることなく授業をサボることが可能になってしまいます。
授業日のキャンセルは、親御さんからでないと受け付けないようにあらかじめ伝えておくなど、取り決めておかないといけないでしょうね。またメールアドレスは、一方的に断りのメールを送りつけることが出来るため、こうしたドタキャンを容易にしてしまいますので、これらの交換はしない方が得策でしょう。
Q5.家庭教師が訪問する日にお茶やお菓子などは出すべきでしょうか?
A こういった悩みは、家庭教師を依頼する親御さんに多いようです。多くの家庭教師はこうしたおもてなしは断るようですが、授業料をもらっているのだから、個人の家庭教師も気が引けるのでという教師もいます。この点はあらかじめ聞いておいた方が良いでしょう。先生が断ってるのですが、それでもせっかくなので差し入れくらいは・・と考えているのなら、お子さんと先生の分を用意した方が良いですね。「子供と休憩時間にでも食べて下さい」と一言いえばその分先生の方も気が楽になるでしょう。子供のおやつのついでという感じにするといいと思います。
また、これは別の意味で有効な方法となることがあります。それは、先生と雑談が多いなと感じたとき、その最中に差し入れをすると暗黙にクレームのサインとなって結構効果があるようです。また差し入れは先生にとって見ればちょっとしたプレッシャーとなるので親御さんの期待を暗に先生に伝えることが出来、結構有効な手段となり得ます。またそのタイミングで学習状況を先生に尋ねるてみる、といった方法にも使えますね。
教師の側では
Q1.お菓子やお茶などをご馳走になったらどうしたら・・
A 家庭に訪問するたび、毎回お茶とお菓子を差し入れてくれる親御さんもいます。毎回だとちょっとどうしたら考えちゃいますよね。この場合はもう初めの時にはっきりとお断りするかどうか決めておいて良いでしょう。しかし先生が希望しなくても、生徒さんが休憩中にお茶やお菓子を求めることはありますよね。こうしたことも、初めのうちにきちんと話し合った方が良いでしょうね。
Q2.生徒との適切な距離の保ち方とは?
A 家庭教師はどうしても必然的に生徒と仲良くなってきます。そうなることは仕方ないのですが、度が過ぎると授業の半分がおしゃべりで終わってしまうなんてことも考えられます。なかなかおしゃべりを着るタイミングが難しくて、授業に進めないことも考えられます。休憩などもこのタイミングが重要ですね。しかし話が邪魔なので無視するというわけにもいきません。生徒との信頼関係の上で授業は成り立っていますので、時間を区切って何時まで休憩というように、時計の力を借りて指定時刻になったら休憩が終わったよつたえ、スムーズに再会するように心がけるといいでしょう。
総合的な観点から、
Q家庭教師を断りたいのですが
A 意外と家庭教師と親密になると、いざ断る段階になると言い出しにくいというものです。親密になればなるほど。この場合はあらかじめ期間を決めて、例えば「夏休みの間お願いします」とか「学期末テストまでお願いしたいんですが」と断っておくと良いかもしれません。家庭教師は相性という問題もありますので、実際にお子さんが授業を受けるまではわかりにくいものです。もし期間をあらかじめ決めておけば、希望通りの教師じゃなかったという場合でも、その期間が終わったということで断りやすくなります。相性がよければ期間が過ぎた後も、引き続き指導をお願いするだけでいいわけです。家庭教師は家庭の事情にある程度は踏み込むことになりますし、生徒とも親しくなります。後々のトラブルを防ぐためにも上手に断らなくてはなりませんので、教師のプライドを傷つけないように、上手に断ることも大切です。教師は、どんなことでもいいから教師によって子供が変わったと親御さんから感謝されるのが一番うれしいことに違いありません。
ですから、断り方も、成績が不振だから家庭教師を断りたい、というような断り方ではなく、「おかげさまで子供に変化が見られるから、子供が自主的に勉強できるかどうかしばらく様子を見てみたい」など教師とは直接的には関わりのない理由で断るのが最善ではないでしょうか。
***************************************************
家庭教師をお願いする上で、一番気になるのはお子さんの成績が本当に上がるかどうか、その不安と費用、そしてトラブル。しかし対人間関係ですから、やはりそこにはお互いの気遣いが何より大切ということでしょう。
なかなか生の家庭教師の声というものは、一般的には触れることはありません。しかし親御さんと似たような悩みを持つことも事実です。この部分はマンツーマン独特の関係といえるかも知れません。上記に上げたことは、ほとんどが親御さんと家庭教師の間で取り交わす約束事がほとんどに見えると思います。多くは対個人との交渉であり、派遣会社の場合でも先ず自分の希望と要求を、はっきりと口に出して主張するべきです。